話し方のスキルアップ

話し方のスキルアップ-間の取り方

投稿日:2019年4月22日 更新日:

話し方のスキルアップで必要な要素の一つに「間の取り方」があります。

なぜ間を取ることが大切なのでしょうか?

1.これだけで話がわかりやすくなります。

2.間の取り方一つで話に劇的な印象を与えることが出来ます。

3.ポイントに注意を引いたり覚えてもらったりするのに役立ちます。

なぜ話で間を取ることが難しいのか

話で間を取ることを難しくしている要素は幾つかありますが代表的なものは

緊張。

持ち時間に対して話のボリュームが多すぎ。

普段から早口。

などがあげられます。

人は緊張していると、話の間を取るよりも話しを滞りなく終えることに注意が向いてしまって結論に向かって一直線に話をしてしまいます。

そうすると必然的に文と文の間の間が取れなくなり、まくし立てるような印象の話になってしまいます。

また、自分の話の持ち時間に対して用意した話の中身が多すぎると、時間内に納めるために必死に話した結果間を取ることをおろそかにしてしまいます。

さらに普段から早口な傾向のある人はよどみなくしゃべれるという強みがある一方で矢継ぎ早に言葉を発してしまい間を取ることが出来なくなってしまいます。

そうなると聞いている方は話についていくだけで精一杯になってしまいます。

残念ながらそのような話だと大事な点を覚えてもらうことはおろか聞き続けてもらうことも難しいでしょう。

では、まずどうすれば改善できるでしょうか?

まずは句読点で間を取ろう

これは基本中の基本です。

句読点でしっかり間を取ることを意識すればそれだけで話の聞きやすさは格段に向上します。

「当り前じゃないか」と思われると思いますが、これができてない人かなり多いです。

たいてい間を取ってる「つもり」になっているからです。

まずはここから始めましょう。

これは当然のことですが、読点(、のこと)と、句点(。のこと)では間の取り方の長さは違ってきます。

読点では短めに間を取り、句点では少し長めに間を取ります。

それを意識して話してみてください。

ただ、この方法は機械的になりやすいという欠点があります。

全ての句読点を同じ長さの間の取り方で進めていくと単調に聞こえてしまい、今度は眠気を催すような話になってしまいます。

ですから、句読点で間を取ることが出来るようになったら、今度はそれぞれの句読点での間の長さを変化させるようにしてみることをお勧めします。

一例として、話のポイントと関係のない部分は句読点で間を置くにしても短めにしてみて、重要な点にさしかかってきたら長めに間を取るように意識してみることです。

そうすると句読点の間の取り方だけでも話にリズムが出来て聞きやすい話になっていきます。

長めの間を取ると劇的な効果が出る!?

句読点で間を取ることが出来るようになったら今度は少しレベルアップした間の取り方にチャレンジしてみましょう。

それは、長めの間をうまく使うことです。

長めの間を使うと何が良いのかと言うと、

  1. 期待値をアップさせ
  2. 大事なポイントを覚えてもらいやすい

こういう効果があります。

よく、テレビでランキング発表の際に1位を発表する時、たっぷり間を取ってから発表することがあります。

こうすると見ているわたしたちは、1位は何だろう?とか、誰だろう?などいろいろ考えてついつい見入ってしまうことがあります。

大抵そこでCMが入るので「おいっ!!」となるわけですが、この間こそ期待値を上げ1位の価値をより高かめる効果があります。

これは話でも同じです。

重要な点、どうしても覚えて欲しい点、話のクライマックスなどここぞと言うときに長めの間を取ると聴衆は思わずあなたの顔を見て一体何を言い出すんだろう?と期待値を高めることになります。

そこで話したかった点をズバッと伝えると、「なるほど!」とか「そうだったのか!」と言う反応が返ってくることを期待できるのです。

じゃあ長めの間ってどれくらいの長さなの?

と思われるかもしれません。

明確に何秒というのは難しいのですが。

一つの目安は、聴衆が「あれ?この人話に詰まったのかな?」と思って顔を上げるほどの時間。

あるいはゆっくり3つ数えるくらいの時間

と言っても良いかもしれません。

ほんとにこれくらい間をとってもいいですけど、大事なのは自分が思っている以上に間を取るということです。

実際に話してみると、自分では間を取っているつもりでも、聞いている側からすると結構早口だなと思われることというのは多々あります。

ですから、普段ならこんなに長く間を取らないなと思うほど長めに間を取るくらいがちょうどいいのです。

但しこれくらい長めの間を取るのは本当に大事なところだけです。

一つの話で一つ、多くても二つまでです。

それ以上やると今度はウザイ話になって聴衆が耳を傾けなくなります。

劇的な効果を生む反面使いすぎには要注意です。

また、長めの間は、重要な点の前に入れるとき、後に入れるとき、あるいは両方で入れるときの3種類があります。

一番やりやすいのは前に入れる方法です。

これで後に続くポイントを引き立たせることができます。

後に入れるやり方は、前に述べたポイントの余韻を引き出すと共に次の話に展開が変わることの合図としての効果があります。

両方入れるのは最重要ポイントとしてその言葉あるいは一文を引き立たせる効果があります。

話の間の取り方に慣れてきたらぜひやってみてください。

間を取った話し方のまとめ

  1. 適切な間を取るだけで話は格段に分かりやすくなります。
  2. まずは句読点で間を取ることに意識を向けましょう。
  3. 慣れてきたら、間の長さにメリハリをつけて、よりポイントが引き立つ話し方を身につけましょう。

話し方のポイントの中で「間の取り方」は奥が深い話し方のテクニックですが取り組みやすくすぐに効果が出るテクニックです。

ぜひあなたの話し方の要素の一つに「適切な間を取る」という要素を取り入れてください。

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キヨシ

スピーチコンサルタントのキヨシです。
スピーチ歴40年
これまで1500人規模の人の前で話すこと多数。
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